株式会社アンサーノックス

2011.12.22
旧ブログ

日本語とポルトガル語の違い

Yasさんは、先日日本語教室のブログでもご紹介したお坊さん先生のことです。
今回はYasさんのブログをお届けいたします!

日本語とポルトガル語はまったく違う言葉です。
そんなこと当たり前だと思うでしょうけれども、およそ外国語というものをきちんと勉強したことのないブラジル人にはそんな当たり前のことも結構不思議だったりするようです。
実際にブラジル人に日本語を教えてみるとびっくりするような事象に 出会うことがあります。

たとえばこんなことがありました。
「買うつもりだ」ということを表現するのに「行く買う」でいいのかと聞かれたのです。
ポルトガル語では「~す るつもりだ」という意志を表現するのに「行く」という 動詞を使うことが多いのです。もちろん未来形というものも存在するのですが特に会話では「行く」+動詞という形を使うことが普通です。なので日本語でも同じように「行く」といってから目的の動詞を続けていえば未来の意志を表すと思ったらしいのです。

日本人から見ればまったくナンセンスな日本語ですがそう簡単に笑い飛ばすこともできません。
たいていの日本人は中学の授業で初めて英語を本格的に学習することになります。
その時に日本語とまったく違う英語の文法に触れ「外国語というのはそういうものだ」と理解したはずです。
ブラジルの学 校での英語教育というものについての知識がないのであまり確定的なことはいえませんが、実際にブラジル人の英語力を見るにつけ、どうやらあまりう まくいっていないらしいことは分かります。
ポルトガル語が日本語よりもはるかに英語に近く共通の語彙が多いことを考えれば日本以上にでしょう。

日本語とポルトガル語はまったく違う言葉。
それは当たり前として日本人とブラジルもまたまったく違うということも同じように理解できているでしょうか?日本式の「文法」をブラジル人に押し付けてはいないでしょうか?「行く買う」式の日本語を笑う前に考えてみなければなりません。
会社や 学校で笑えないような日本式の「文法」に頭をかかえるブラジル人の姿ってけっこうよく見かけます。
特に大人はちゃんと説明聞かないと納得できない こと多いですよね。ブラジル人に限らずとも。

Yas