株式会社アンサーノックス

2012.10.12
旧ブログ

あほか、バカ!?

外国人から聞いた話です。
山梨の年配の方と話していたところ、
「アホけぇ、アホけぇ」
と、「アホ」呼ばわりされたので、
「外国人ダケド、ニホンゴジョウズジャナイケド、アホジャナイヨ!!」
と怒ったところ、
「違う違う!」と否定され、わけがわからずにいたところ、
「あ、そうです(へぇ、そうなんですか)」というのを、
甲州弁で話すと、「そう」が「ほう」になるので、
「あ、ほうけぇ」となり、「あ、ほうけぇ」、「アホけぇ」と聞こえた。
という話を聞いて、日本語の難しさを改めて感じました。

その外国人は、その後「アホ」についての見識を深め、
「大阪でアホと言われても気にしないこと、フレンドリーの証だから!」とか、
「東京でアホと言われたら、相手は結構本気で怒っていると思って良い」とか、
とても個性的な持論を力説するので笑ってしまいましたが、本人は結構真剣なのです。

また、山梨の地元のおじさんが友達に向かって
「バカ、ほんなこんいいだわ」
「バカ、しんでいいわ」
と言っているのを聞いて、友達に向かって「バカ」とは何事か!
しかも「死んでいい」とまで言うなんて、どんな話か!
とものすごく驚いたそうですが、この場合の「バカ」というのは、
「打ち消しの助動詞」に価するそうで、
「バカ、ほんなこんいいだわ」というのは、
「まさか、そんなこと気にしなくていいよ!」だし、
「バカ、しんでいいわ」というのは、
「そんなことしなくていいよ!」
つまり、「しなくていいよ」が「しんでいい」になったという話しです。

なるほど。
確かに耳で聞いたらビックリする話しかもしれません。
テレビ等では、各地の方言が注目されるようになって久しいですが、
外国人から見たらまだまだ未知の領域なんだろうなぁと思ったヒトコマでした。