- 2013.02.21
- 旧ブログ
貧乏神のお土産
すずでございます。
山梨の昔話、結構あるようなんです。
良くある有名な昔話も良いですが、
山梨から生まれたお話です。
貧乏神のお土産、という昔話は、
とっても貧しい夫婦の家に実は貧乏神が住み着いていて、
さすがに大晦日に米一粒ない光景を見て、
大火で焚いた囲炉裏で温まったらさっさと出て行こうとする貧乏神。
そんな貧乏神に対して最後の最後まで丁寧にもてなし見送りをした夫婦への、
せめてもの恩返しとして黄金のプレゼントしたお話なのです。
どんなにどん底だろうが心が広い夫婦。
素敵な話しです。
今がどんなにつらく大変な道であろうと、
それを受け入れて他人にも尽くし、
精一杯なところはとても見習えます。
どんなことにも考えられることだと思います。
昔話ってすごいなぁ、と思ってしまいました。
少しずつまた山梨の昔話をご紹介したいと思います。