- 2010.01.15
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年賀状悲喜こもごも
answerknocksが迎えた初めてのお正月。
クライアントの方よりもスタッフの方に多くの年賀状を出しました。
日本語教室の中で接する外国人の方々は20年近く定住されている方でも、
年賀状をもらったことがない!とおっしゃる方がほとんどです。
クリスマスカードが主流の国から来た方が多いのですが、
せっかく日本に定住しているのですから、是非年賀状を受取っていただきたい。
浅はかな考えですがそう考えた私は、
今まで登録して下さった方200人以上に年賀状を送りました。
「日本語が読めないから無駄。」
「ガイコクジンはそんなところ読まない。」
という外野の声を聞きながらも、全員に一言ずつコメントを入れてお送りしました。
年が明けて営業が開始となり、残念なことに該当する住所がないということで、
戻ってきてしまう年賀状もかなりの数になりました。
不況でブラジルに帰ると挨拶に来てくれた方も相当数いらっしゃいましたし、
愛知や静岡、東京で働いている方もかなりの数になります。
戻ってきてしまった年賀状を見て少し胸が痛くなるのですが、
登録して下さったときの顔を思い浮かべて、
「ニホンでも、ブラジルでも、ペルーでも、ハチオウジでもいいから、
登録した時よりも幸せになっていて下さい。」そんなことを考えました。
もちろん嬉しいこともありました!
年賀状を受取って、電話をくれた方、メールをくれた方、
お返事を下さった方もいらっしゃいました。
私のorkut(ブラジルのmixiのようなモノです)に
コメントやメッセージを下さった方もいらっしゃいました。
予想以上の反応に驚く程でした。
来月からは日本語教室もスタイルを変えて新たなスタートを切る予定です。
今年も一人でも多くの方と良い関係が築けるように頑張ります。