- 2010.10.22
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今そこで頑張っている人
日本人がノーベル化学賞を受賞したのと同じころ、
南米ペルーのバルガス・リョサさんがノーベル文学賞を受賞したと発表されました。
ペルー人としては初めてのノーベル賞受賞となるようで、
ペルーの友人たちは皆話題にしていました。
その時にペルー人たちが話してくれたトリビアも面白くて、
1982年に同じくノーべル文学賞を受賞した南米コロンビアのガルシア・マルケスさんと、
バルガス・リョサさんは喧嘩をしたことがあって、ガルシアさんの目は青紫に腫れたんだよ、と。
その時の写真はことあるごとにメディアに出てしまうんだ、参ったよね、と。
川端康成と大江健三郎が殴りあっているイメージ?いや、違いますね。
とにかくスゴイこと以外はよくわからない話なのですが、
ペルー人は皆喜んでいました。
一方で、ブラジル人曰く、ブラジル人はオスカー(アカデミー賞)と
ノーベルはまだ一度も獲っていないと、少し寂しそうです。
いずれにしても世界に認められる賞を獲るなんてスゴイことです。
ペルーから南下した国チリでは落盤事故から33人が無事生還しました。
日本のメディアに紹介されている一人一人のプロフィールを読んでいるだけで、
涙が溢れるやら、叙情的な表現に関心するやら興味は尽きないのですが、
例えば、ある人のコメントには
「神と悪魔が一緒にいたが神の手をつかんだ」
とありますが、まさに生死の境目を超えた人の生声・・・という感じがしました。
そして地元山梨。
ここ数日山梨日日新聞に連載されていた「街をおこす 甲府・とりもつ隊物語」。
身近でこれほど頑張っている方がいて、また、こんなにも頑張りの輪とは広がっていくものなのだと
胸を熱くしながら毎朝新聞が届くのを楽しみにしていました。
そして、先日参加した「甲府大好きまつり」・・・。
一番驚いたのは、ビートtoビートというダンスバトルに参加されていた
甲府市役所のメンバーの方々!
あんなに熱いダンス、ひたむきな眼差し、副市長さんもいらっしゃったと思うのですが、
それはそれはパワフルなダンスでした。
あれこそ「踊らにゃ損!」
来年はアンサーノックスとしてダンスバトルに参加したいなぁと密かに夢見てしまいました。
世界でも山梨でも、頑張れる場所はいくらでもあって、結局は何のために何を頑張るのか。
私はいい汗をかいているだろうか?
一緒に汗をかける仲間を作れているだろうか?
頑張りの輪をつなげられるように明日も1歩を頑張ります。