- 2011.03.10
- 旧ブログ
google大学
世の中に SNS という新しいコミュニケーションツールが登場して
誰もが「mixi! mixi!」と騒いでいた4年ほど前の話です。
そろそろ互いの日記を読んだりするだけでは物足りなくなった頃
ある友人が「google大学」という遊びを考え出しました。
google大学とは・・・
まずは学長(発案者)がお題を出します。
生徒たちはgoogleの画像検索機能を使いお題に近い画像を探し
mixiにその画像を貼って発表するというものです。
簡単そうに思えますが実はなかなか頭を使います。
例えば「はちまきをしたお年寄り」というお題が出された場合に
「はちまき 年寄り」で検索してもイメージした画像は見つかりません。
そこで頭を使いキーワードを「老人ホーム 運動会」に変更します。
要は検索するためのキーワードがポイントなのです。
実際にあったお題「バースデーケーキの前で号泣する子供」の
模範解答は多分こんな画像。
なのにこんな画像を貼る人が登場。
確かにこの前に立った子供は号泣することでしょう。
別解釈する人やウケ狙いに走る人など個性的な面々が増え
お題もどんどんエスカレートしていき最終的には学長が
学長自身が「子供の頃によく行った駄菓子屋のおばちゃん」
という超ローカルなお題を出す始末。
近いところまでたどり着けたのですが結局正解は出ませんでした。
そのうち学長自らも遊びたいと言い出したので
今度は自分の地元の画像を探してくれるよう私がお題を出しました。
ヒントはこの3枚の画像
あとはこの文章のみ
出身は「山梨県山梨市」 ←より詳しいヒントは画像に!
ヒント1:チャーリーズ(自転車)エンジェルだった頃の行動範囲!
ヒント2:実家がある場所はちょっとエッチな地名
ヒント3:同市出身のマキタスポーツさんの実家は別の地区。
駅前にある喫茶店「チロル」の画像貼れたら1000円払う。
結果はというと懐かしい画像のオンパレード。
それを山梨に来たことすらない東京で知り合った友人達が
ネット検索だけで探してくれたと思うと不思議な気分でした。
ただ、目標の「チロル」の画像を探し出した人はいませんでした。
そう、残念ながら探し出した人は…
ある朝、mixiを開いてみると新しい画像が投稿されていました。
そこに貼ってあったのは山梨市駅とチロルの前で撮影された
学長と友人の姿でした。
なんでも、前の晩に一緒に遊んでいたら盛り上がってしまい
レンタカーを借りて写真を撮るためだけに山梨に行ったのだとか。
バカじゃないの?と大笑いしましたが本当は感動していました。
ほんの数年前の出来事ですが時代の流は早くて
今ではみんな mixi よりも Twitter です。
この google大学 もいつの間にか閉校同然の状態になっています。
ただ、今でも事あるごとにあの頃の行動力や瞬発力について
懐かしく語っています。
便利な時代になって何でもインターネットで調べられると思いがちですが
この先どんなに科学技術が発達したとしても実際にやってみなければ、
行って見なければ、会ってみなければ分からないことは無くならないでしょう。
answer KNOCKS は人材派遣を軸にした企業です。
働いてみなければ分からない「仕事」
会ってみなければ分からない「人」
その双方をミスマッチさせることなく結ぶのが仕事です。
どうしたらその問題を解決できるのだろうか?
私たちは毎日、新しい「キーワード」を考えています。
MORI cozy-e