株式会社アンサーノックス

2011.08.12
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ブラジルの発電について

先日ふとしたことで、ブラジルの電力の話を聞きました。
ブラジルの全電力の90%が水力発電で賄われているそうです。びっくり。
世界的にも有名なイグアスの滝の近くにイタイプダムという水力発電量世界第二位を
誇るダムを有しているそうです。(ちなみに1位は中国、長江の三峡ダムだそうです)

ブラジルとアルゼンチンとパラグアイから、それぞれ入ることが出来るダムとは・・・!
それだけでもその大きさが伺えます。

イタイプダムで発電された電力はブラジルとパラグアイとでわけているそうですが、
このダムで発電された電力だけでもパラグアイ全土の電力需要をカバーすることができるそうで、
あまった電力を更にブラジルに売却しているという話も聞きました。
(ブラジル人から聞いた話でソースを見つけることはできませんでした)

ちなみにブラジルの原子力産業がどのような状態かというと…
原子力発電所はわずか1か所がリオデジャネイロにあるのみということです。
それも発電所はホタルと言われていて、発電したりしなかったり、
ついたり消えたりすることに由来するそうです。

ブラジルのウラン埋蔵量は世界第6位ということですが、
この数値も国土のわずか4分の1を調べた時点での結果ということなので、
今後明らかになる数値はもっと高いものになるのではないかと言われているそうです。

日本の23倍の国土を有する国だからこそ出来ることなのだと思いますが、
BRICsと言われて久しくなった今日、我々日本の進むべき道も見えてくるような気がします。