- 2011.12.27
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魚好きのポルトガル人
先週から始まったYasさんのブログ記事です。
ポルトガル人は魚が大好きです。
特に海辺の人たちは日本人と同じくらい魚好きといえるかもしれません。
写真は北部の港町ナザレの魚市場で見けた魚ですが、その多くが日本でもおなじみの魚です。
魚の食べ方も日本とよく似ていて、お昼時に路地を歩くと家の前で七輪(のようなもの)を出して
魚を焼いている光景によく出会います。
大家族だったりお昼は家に帰ってという人も多いので七輪の上の魚の数はたいていちょっと多目です。
ポルトガルの名物料理にバカリャウ(タラ)の干物を使ったものがあります。
少々塩味が強いですが素材自体は日本の塩鱈とほぼ同じです。
暖かいポ ルトガルの海で鱈?と思いますが漁獲地は北欧のようで、
スペインや南ヨーロッパだけでなく中南米でも一般的な食材です。
テニスラケットのように大きな干物を熱帯の市場でもよく見かけます。
そういえばブラジルでカラスミを見つけて驚いたことがあります。
てっきり日系人が持ち込んだものだと思っていましたがポルトガルでも見かけました。
カラと名前につくように どうやら江戸時代に中国経由で日本に持ち込まれたようです。
むしろポルトガルのほうが本家だったのですね。
ポルトガル語ではButargaといいます。もともとの起源はエジプトあたりにあるようです。
見渡せばもうどれが日本のものか分からないですね。
またそういったものをご紹介したいと思います。