- 2012.05.02
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Ovo de Páscoa (オボ・ジ・パスクア)
パスコのたまご・・・という意味です。
パスクアとは復活祭のこと。
いわゆるイースターとして日本でもおなじみになりつつあります。
この時期ウサギの形のチョコレートやたまごの形のチョコレートがお店に並ぶことも
珍しくないと思います。
イースターとして認識していた復活祭ですが、ラティーノにとっては「パスクア」と言って、
我々が良く知る北米式とは少し違うようです。
(ちなみに復活祭には各国諸説あるようです、wikiなどをご覧頂ければと思います。)
ラティーノと言っても広いので、今回はブラジルバージョン。
エネルギーの象徴でもあるたまごの形をしたチョコレートを家族や友人、職場で贈り合うそうです。
先日お邪魔したブラジルスーパーでもこのチョコレートがたくさん飾られているのをご紹介しました。
ブラジルスーパーではこんな感じに飾られます。
このたまごのチョコレートの中身・・・気になりますよね。
はい、お見せします。
銀紙をはがすと私の大好きなクロカンテのチョコレートが!
更にたまごを割ると中からボンボンが!
割ってしまえば食べるだけ、豪快にちぎって食べます。
この復活祭の日にちの決め方には諸説あるので、あえて触れず、
復活祭を軸に、
前の金曜日が受難金曜日(sexta-feira da paixão)
前1週間が聖週間(semana santa)
1週間前の日曜日が枝の主日(domingo de ramos)
46日前の水曜日から復活祭の前日が四旬節(quadragesima)
46日前の水曜日を灰の水曜日(quarta-feira de cinzas)
その前に謝肉祭(carnaval)
が行われるというスケジュール!
なるほど、だから毎年カーニバルの日が違ったわけだ。
ちなみに灰の水曜日から受難金曜日までは禁欲的な生活をするため、
カーニバルにパーッと楽しむ・・・という説も聞いたことがあります。
なんだか難しいのですが、私にとっては、復活祭(パスクア)と、
受難金曜日の印象がとても強いです。
言うまでもなくパスクアにはチョコレートのたまごを食べるし、
受難金曜日には、肉が食べられない・・・とブラジル人の友人の多くが言うからです。