山梨学院大学の講義にゲストスピーカーとして参加してきました
こんにちは!
学生インターンの清水そらです。
本ブログでは、先日山梨学院大学で行われたカオリさんの講演についてお話しさせていただきます。
また、僭越ながら私も学生の前で少しお話しさせていただいたので、そのことも併せてお話しさせていただきます。
初めにカオリさんから、事業内容の紹介とアンサーノックスを起業するに至った経緯や想いについてお話がありました。
カオリさんは山梨県で会社員として働いていた頃、外国人の労働環境の劣悪さ、人材派遣業のコンプライアンスの低さなどを目の当たりにしたそうです。
そして、こういった状況を改善していきたい、そんな想いからアンサーノックスは始まりました。
カオリさんのお話を伺う中で、改めてアンサーノックスの歴史や価値観を感じ、その一員としての自覚がさらに強まりました。
続いて、アンサーノックスの一員であり、自身も外国にルーツを持つトシさんからお話がありました。
トシさんは日本の大学に留学生として来た頃、何もかも違う日本での生活にカルチャーショックを受けていました。
そんな中でもアルバイトをしようと思い、コンビニに面接に行ったのですが、そこで「外国人がレジにいると怖がってお客さんが来なくなる」と言われ、外国人というだけでアルバイトもできなかったそうです。
今では信じられないと思う方も多いと思いますが、当時は今よりもずっと外国人への理解が進んでいませんでした。
そんな状況で挫けそうになったトシさんでしたが、古本屋で出会った高村光太郎の「道程」に影響を受けて生き方が大きく変化したそうです。
慣れない文化に困難な生活を余儀なくされていましたが、そこで日本文化の一つである文学に触れ、それが生き方を変える大きなきっかけになったというお話を聞いて、困難と対峙しても、そこから逃げずに交わることで、活路を見出す姿はかっこいいと感じました。
そして講演は進み、新卒でアンサーノックスに入社した大海さんから、大学生活や入社のきっかけについてお話がありました。
大学時代には、ゲームに熱中し、大学生活を延長したい、大人になりたくない、と思っていた大海さん。今の頼れる大海さんの姿からは想像もつきません笑。
そんな大海さんに転機が訪れたのは2度目の大学4年生で受けた授業に、カオリさんが講演に来たことでした。
そこで、アンサーノックスの掲げる「世界平和」に強く共感を抱いた大海さんはその場でカオリさんに声をかけ、その後インターンを経て入社に至ったそうです。
そんな知られざる大海さんの大学生活を知り、出会いやきっかけ大事にすることが大切なのだと感じました。
大海さんのお話の後、ありがたいことに私がお話しする機会をいただきました。
人前で話すことは慣れていると思っていたものの、数十人の学生を目の前にすると緊張でうまく話すことができませんでした。
それでも、今から進路選択をしていく学生に自身の想いを伝えることができたと思います。私は、「とにかく何かをしてみよう」ということを伝えました。
正直なところ、大学生になっても、やりたいこと、やりたい仕事、理想の人生、これらは明確でない人の方が多いと思います。私自身もその一人でした。ですが、悩んでじっと考えていても何も思い浮かびません。
だからこそ、体を動かして、何かを経験することが大切だと思います。私自身も多くの人に出会い、多くのことを体験し、そこから何かを感じ考えた結果、少しずつやりたいことの解像度が上がってきました。だからとにかく、何かしてみることが大切なのだと思っています。そんなことを一当事者としてお話しさせていただきました。
そして最後はカオリさんから、アンサーノックスが掲げる世界平和についてお話がありました。「みんなが安心できる社会を目指す」その先にあるアンサーノックスなりの世界平和の実現に向け、日々のインターンに取り組もうと思いました。
今回は山梨学院大学での講演についてブログを書かせていただきました。
新たな発見と出会い、そして学びがあった貴重な講演に参加させていただけて、とても良かったです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
(Sora)