- 2010.02.18
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雨氷
2月14日の山梨日日新聞に「天然のガラス細工輝く」
というタイトルの記事が掲載されていました。
サブタイトルは「樹木に『雨氷』」と書かれています。
記事の内容は富士山麓地域で13日、
冷気によって雨や霧が急激に凍って出来る「雨氷」が
樹木の枝に付着する現象が広範囲で見られた。
と言う出だしで始まり、この雨氷は、特殊な気象条件の下で起こる珍しい現象で、
「冷え込みの厳しい山中湖では何年かに1度は見られるが、
北麓のほかの市町村でもそろって発生した記憶はない」というコメントが掲載されています。
実は14日に富士山麓に行く用事があり、雪景色ですらあまり見たことがない私は、
思わず車を止めて写真を撮っていました。
雨氷についてはこちら
この記事を読むまで「雨氷」という言葉を知らなかった私はこれが「樹氷」だと思い、
同乗していたブラジル人に「コレハ ジュヒョウ トイウ ゲンショウデス」と説明してしまいました。
雨氷も樹氷も、「着氷」という自然減少の一種とのことですが、
着氷後に氷がどんどん成長していくものが「樹氷」という捉え方なのでしょうか。
気象用語は難しいのですが、いずれにしても珍しい現象に出くわしたことはラッキーでした。
もっと近くから撮影が出来ればよかったのですが、
新聞に取り上げられる程珍しい現象だったとは知らず、
寒さに負けてとっとっと退散してしまいました。
が、太陽の光を浴びてキラキラと輝く「雨氷」はとてもとてもきれいでした。